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アフレコレポート
オハライレポートアフレコレポート 第1回アフレコレポート 第2回
アフレコレポート 第1回
2007年12月 『シゴフミ』アフレコ取材を行いました。
フミカ役:植田佳奈さんカナカ役:松岡由貴さん綾瀬明日奈役:仙台エリさん
町屋翔太役:代永 翼さん監督の佐藤竜雄さんに色々とお話を伺いました。
その時に頂いたコメントを2回に渡って掲載したいと思います!!
第1回はキャラクター紹介と演じた感想です。


シゴフミ・・・人に許された最後の奇跡
 

演じるキャラクターについて教えてください


植田さん: フミカを演じます植田佳奈です。フミカはシゴフミを届けるお仕事をしている謎の多い女の子です。突然現れては手紙を渡していく不思議な女の子です。

松岡さん: カナカ役の松岡由貴です。カナカはフミカの杖です。喋る杖なんですけど、フミカよりも喋って、凄い小うるさいです。実はこの子は、人間になる夢を持っています。一緒にシゴフミを届ける役目を果しています。

仙台さん: 綾瀬明日奈役の仙台エリです。明日奈については今の時点では語ってしまったらあまり多くは語れないのですが、かつて私が演じてきた中で一番不幸な女の子じゃないのかと思います。その不幸っぷりを上手く演じられたらいいなと思っています。1話のアフレコの時には2話の台本が出来ていて、スタジオの中でみんなとチラッと見たのですけど、沈黙しました(笑)

佐藤監督: 明日奈はフミカ、フミカは明日奈のそれぞれもうひとつの可能性なのかもしれません。人の生き方には様々な分岐点があって、そこに差し掛かったときにどちらを選ぶかで変っていくんじゃないかと。その結果、今それぞれのフミカなり明日奈がいるという事です。そういう意味では、最初はもしかしたら同じ様な子だったのかもしれません。
カナカに関しては、作風が作風なので、一服の清涼剤的な役割ですね。そんなにダークな話ばかりではないのですが、フミカが本当に喋らない子で、フミカ自身が分かっていて敢えて言わない事をカナカは「どうして?なんで?」と聞きまわります。

代永さん: 町屋翔太役の代永翼です。翔太君はロケット作りに命を懸けている、純粋無垢な少年です。でも、そんな中にも自分の夢を応援してくれた明日奈に対して恋心を凄く抱いています。ロケット作りに夢を持っている男の子なので、フミカやカナカが現れても、ごく自然に打ち解けることができる男の子です。


演じての感想

植田さん: フミカは全然喋らないキャラクターで、少し喋ったと思ったらぶっきらぼうにボソボソっと確信をついた事や、思った事をチョロっと言う様な女の子です。感情の起伏があまり出ないように、と音響監督にアドバイスを頂きました。

松岡さん: ここまで物質的な役は初めてで、今までに物を演じても眼がついていたり、口があったのですが、カナカは顔が全くありません。ちょっと光るんですが、「口パクを無視していいのかな?その辺演じやすいかも」と思っていたら大間違いで、「その光に合わせてください」と言われました(笑)表情が無いというのはある意味やりたい放題ですが、イコール何のヒントもなく、絵で私に気持ちのヒントを与えてくれないという事はこんなに難しいんだと思いました。その割りにこの少しダークな感じの作品とは違う、凄いテンションを求められていて、そしてフミカと会話ができているのか?それすらもわからず・・・。凄くアンバランスな2人なんですけど、この落差を楽しんでいただけるといいなと思います。物を演じておりますが、この中で出演しているキャラクターの中で一番人間くさい役じゃないですかね(笑)

仙台さん: 1話はほぼ、翔太としかお話をしていなくて、この物語冒頭で、一番裏表のある感じの子なんですが、私がこんな事を言ってはいけないのかもしれないけれども、明日奈を許します!(笑)カナカとは違う意味でとても人間的で、感情の振り幅が凄く大きい子なので、やりやすかったです。

代永さん: 翔太は演じていて、喜怒哀楽がコロコロ変る子で、そこは演じていて面白かったです。本当の思春期の男の子が起こす行動をそのままやっていたりします。だから明日奈に対する反応がものすごく可愛いというか純粋で、告白したいのに中々できなかったりする場面がたくさんあって、そういうところは面白かったです。あと、カナカとの会話が漫才みたいです。


佐藤監督に第1話の感想を伺いました。

佐藤監督: かなりいい手ごたえを感じています。どこかひとつずつ、わざとズラしているのですが、人の物の考え方というかキャラクターの考え方、あと、杖が喋るというのもそうだし、今までやってきたテレビアニメの手法自体に突飛な事を加えているわけではないのですが、その用い方はどこかズラしたところが結構ありますね。その辺はJ.C.STAFFさんと作った「ねこぢる草」というアニメと方法論が同じで結果的にはずいぶん変わった作品になるのではないかと思います。テーマについても割と共通していますね。人は、与えられた人生という限られた時間をひたすら生き続けている存在で、どんな山あり谷ありでも生きていく…その辺りは、決して押し付けがましく描くわけでもなく、シゴフミの配達を通じて、それぞれの人たちの生き方を垣間見ることでさりげなくやってます。実際はどういう作品になるか、僕の考えている通りになるかどうかは分からないのですが、でもかなりいい手ごたえを感じています。


※第2回は「シゴフミ」の魅力について語ってもらいます

>>アフレコレポート第2回へ
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